Yukihy Life

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業界研究をするならまずはこの本を読んどけ!就活の初めに読むべきおすすめの業界地図本3つ+α

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2015年から就活の時期が今年から遅れていますが、早めにすませておきたいのが業界研究です。

業界研究の手段は様々ですが、まず最初にやりたいのが本のチェック。本は基本的なデータ集としても信頼でき、一般的な基礎知識というのが一通り身につけられます。今回はおススメする3つの業界研究の本を紹介します。

 

業界地図比較

会社四季報 業界地図

会社四季報 業界地図 2015年版

会社四季報 業界地図 2015年版

 

やっぱり頼りになるのは四季報! 業界地図では4年連続売上No.1のバイブル的存在のものです。その圧倒的情報量と質はさすがとしか言いようがありません。業界の範囲も広く扱っているため、初めて聞く業界もあって自分の新たな道が開ける場合もありそう。

 

前半でピックアップされている「注目業界」のコラムでは、他の本には載っていない業界についても詳しく書かれており、就活をしない人にとっても大変参考になる情報が盛りだくさんあります

 

買わなくても、本屋でp12-13を立ち読みしてみて下さい。そこには業界ごとの2014年、2015年の業界の現状と未来が天気予報形式で書かれています。業界ごとなのでかなり漠然としたものだが、初めて研究する人にとっては大変参考になり、また既に社会人の方も他の業界が一般的にどのような評価を受けているのかが一目で分かります。

 

もう一ページ前に戻れば業界ごとの平均給与が大変分かりやすく載っています。

内容に不満はありませんが、何しろほとんどの就活生が買うものなので、知識の差別化としては弱いです。当然面接官もこの本はチェックしているだろうと思うので、あくまでベーシックな知識を系統的に身に着けるものとしてどうぞ。

 

日経業界地図

日経業界地図 2015年版

日経業界地図 2015年版

 

 日経が出している業界研究本です。業界分野としては四季報ほど細分化されていませんが、十分な量あります。

この本の特徴としては、「基礎知識」と「最近の動向」が全ての業界に対して文章で記述があり、大変初学者に優しいつくりになっています。業界天気予報もあり、非常に分かりやすい。

 

一番注目してほしいのは、p14-19の巻頭特集としてある「世界シェア50」というコラム。「白色LED」「ゲーム機器」などの品目のシェアが全て円グラフになっているのが特徴。他の本では、数字で書かれているだけのものがほとんどなので、視覚的にシェア率が瞬時に分かるこの資料は必見です

 

P266-274の巻末資料は、さらに100品目ものシェア率が全て円グラフで表されている。正直これのためだけにこの本を買っても良いと思うぐらいすごいです。

文章でも視覚的にも優しい作りというのが特徴です。

 

最新業界地図

最新業界地図〈2015年版〉

最新業界地図〈2015年版〉

 

 週刊エコノミストが作成している大変信頼のおける業界地図。際立ったコラムなどは少ないが、シンプルな作りから、本のメインである業界地図の見やすさは一番です

 

他の大半の本では、「機械産業」なら「自動車部品」「タイヤ」など、各々に関してのコメントはあるが「機械産業」としてのコメントは入っていない。対してこの本では、ます「自動車・機械業界」全体としての見通しが書かれており、次のページから各々のコメントがあるので、関連した産業と連携して考えやすくなっている。

 

他の本では、業界の様子を「天気予報」で表しているが、この本では、具体的に「業界規模」として2013年の出荷額や販売額が数字である。前年度比も書かれているため、具体的にどのくらいの規模なのか?具体的にどれくらい成長している産業なのか?といった問いには一番分かりやすく答えてくれる。(四季報にも業界規模は数字でありますが、前年比がないため比べられない)

 

一応差別化ポイントを重視して書きましたが、どの本でも非常に分かりやすいです。一つの本を熟読しても良いし、複数の本を読み比べて頭に残りやすくさせるのも良いと思います。僕は後者ですので、こんなに買っちゃいました。

 

いったんこういったものを読むと、本当にうっすいベーシックな知識は身につきます。ここから各々自分の業界について見ていけば良いかなとも思います。

それぞれの業界に特化した本としては、下にある「大研究」シリーズが分かりやすいです。

金融業界大研究

金融業界大研究

 
コンサルティング業界大研究

コンサルティング業界大研究

 
ネット業界大研究

ネット業界大研究

 

 他の業界のもありますのでぜひ見てみてください。